陸上の日本選手権35キロ競歩(17日、石川県輪島市)に出場する有力選手が16日、同市内で記者会見した。大会は世界選手権(7月、米オレゴン州)代表選考会を兼ね、東京五輪男子50キロで6位入賞の川野将虎(旭化成)は「派遣記録を第一の目標として掲げたい」と意気込みを示した。日本陸連は男子の同選手権派遣設定記録を2時間30分0秒と定めている。  川野は1月に貧血に悩まされたが、体調を戻して3月の世界チーム選手権(オマーン)で日本勢トップの4位。「支えに感謝して、思いを背負いたい」と実感を込めた。  今年から従来の50キロが35キロに変更。昨年の前回大会を制した丸尾知司(愛知製鋼)は「順調に準備できた。優勝をターゲットにしたい」と語った。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 川野「派遣記録が目標」=17日に日本選手権35キロ競歩―陸上