フランクフルトの鎌田が強豪バルセロナから3ゴールを奪う大金星に貢献した。後半22分、右サイドからのスローインを味方FWが頭でつなぐ。浮き球のパスを受けた鎌田は素早く左のコスティッチへ送り、チームの3点目をアシストした。 第1戦に続いて左MFに入り、守備時はデンベレ、トラオレらトップレベルのドリブラーを懸命に追い回した。攻撃面では限られたボールタッチの機会に高い技術と判断力を発揮。後半33分には鋭いドリブル突破から右足で狙ったが、わずかに枠を外れ両手で顔を覆った。 相手の猛攻にさらされた後半ロスタイムには長谷部も出場し、最終ラインに入って逃げ切りに貢献。共に歓喜の瞬間をピッチで迎え、試合後はスタンド上部を白色のユニホームで埋め尽くしたファンと喜びを分かち合った。(バルセロナ時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕バルセロナとの欧州リーグ準々決勝第2戦で、スライディングタックルするフランクフルトの鎌田大地(右)=14日、バルセロナ(EPA時事)