新天地ブルージェイズで今季初登板に臨んだ菊池だが、期待通りにはいかなかった。立ち上がりこそ無失点でしのいだものの、続く二回は先頭打者に二塁打を許し、1死後にはスライダーを右翼席に運ばれる2ラン。「(自身の)開幕ということで硬さもあって、ちょっと慎重にいき過ぎていた」。速球主体の組み立てに変えて持ち直したが、四回にリズムを崩し、ピンチを招いて降板した。 オープン戦で主に組んでいた捕手のジャンセンが負傷者リスト入り。慣れないバッテリーでミスも出た。不本意な初戦にも、「こういうことも長いシーズンではある。次につなげていけば問題ない」と気持ちを切り替えた。(ニューヨーク時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕ヤンキース戦に先発登板し、力投するブルージェイズの菊池=12日、ニューヨーク