【ニューヨーク時事】米プロバスケットボール協会(NBA)、ウィザーズの八村塁がレギュラーシーズン最終戦を終えた10日、3季目の今季を総括し、「やり切った感じはある。コーチ陣、チームメートらに感謝している」と振り返った。 個人的な理由でチームへの合流が遅れたことなどもあって、開幕から欠場が続いた。1月9日に初出場した後は、途中出場ながら堅実なプレーを披露。終盤戦は先発機会も増え、最後の10試合では20得点以上を5度マーク。力強く締めくくった。アンセルド監督は「最後の1カ月は積極性が増し、素早い判断のプレーができていた。3点シュートも改善し、引き出しが増えた」と評価した。 プレー時間が減ったため、1試合平均は11.3得点と昨季から下がった一方、3点シュートの成功率は自己最高の44.7%。八村は「確率を上げられ、次のステップに進めた」と収穫を口にする。 今夏は日本代表などの活動には参加しない意向で、「体のケアを一番大事にしたい」という。今秋にはプレシーズン試合で日本に来る予定。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕シュートを放つウィザーズの八村=2月17日、ニューヨーク(AFP時事)