サッカーJ1湘南は10日、ロシアによる軍事侵攻を受けているウクライナを支援するため、特別ユニホームを販売すると発表した。ウクライナ国旗と同じ黄色と青を採用し、同国の国花ヒマワリをあしらった。収益はNPO法人を通じて全額を寄付し、支援活動に充てる。 選手は5月3日の清水戦など、ホーム6試合で着用する。Jリーグは特定の国や団体を支持する行為などを禁止しているが、今回は人道支援に寄与する活動として許可された。神奈川・レモンガススタジアム平塚で行われた記者会見でモデルを務めたDF畑大雅選手は「このユニホームで試合に勝ち、笑顔を増やせるようにしたい」と語った。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ウクライナを支援するための特別ユニホームを着用する湘南の畑=10日、神奈川・レモンガススタジアム平塚