21歳牧野、攻守に輝き=西武、連敗脱出―プロ野球
時事通信社 2022年04月10日 19:34:53
昨季まで1軍の出場がなかった21歳の牧野が、攻守で西武の連敗ストップの立役者となった。正捕手の森が右手人さし指を骨折して2日に離脱するアクシデント。主砲の山川も戦列を離れており、ベンチの雰囲気が重苦しい中、2試合連続でスタメンマスクをかぶった。 1―0の二回、無死一、三塁で打席へ。「ゴロでもいいから打とうと思った」。甘く入ってきたスライダーを逃さず捉えると、打球は一、二塁間を抜けた。2日前に試合後の特打に励み、早速成果が出て、プロ初の適時打となった。ベンチを沸かせ、先発全員安打の奮起につながるムードをつくった。 捕手としては、来日初登板のエンスらを丁寧にリード。7投手の継投で引き分けだった前夜に続き、ソフトバンク打線を無得点に抑え込み、「間違わない球選びをしないといけない。疲れる」と充実感たっぷりに振り返った。 初めて上がったお立ち台。「次は連勝」とナインの気持ちを代弁した。(了)【時事通信社】
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