富士通は開始から4連続失点とつまずいたが、第1クオーターの残り1分で追い付いて20―18と逆転し、流れを引き寄せた。ポイントガードの町田は「出だしはあまり良くなかったが、焦らずにもう一回、自分たちの守備をしてリズムをつかめた」と振り返った。 外角から積極的にシュートを打ち、相手に重圧をかけ続けた。3点シュートを計35本放って30得点。確率こそ悪かったが効果的な得点となった。テーブス監督は「シュートは入らなかったが、守備でファイトしてくれてゲームプラン通りにできた」とうなずいた。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕プレーオフ準決勝第1戦・ENEOS戦の第3クオーター、シュートを決める富士通の町田(左)=9日、東京・代々木第2体育館