28歳の岸部がこの日ベストに並ぶ67で回り、3位に浮上した。出だしの1、2番で連続バーディーを奪い、「気持ちに余裕を持ってプレーすることができた」。予選落ちが2試合続いていたが、今回はティーチングプロの妹、華子さんがキャディーで同行したことが精神面で支えとなり、ボギーをたたいても立て直した。 2012年にプロテストに合格しているが未勝利。ツアー初優勝が懸かる最終日へ、「緊張するとは思うが、頑張って楽しくできたら」と意欲を示した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕9番、第2打を放つ岸部桃子=9日、埼玉・石坂GC