【ロサンゼルス時事】米大リーグ、エンゼルスの大谷は5日、敵地で行われたドジャース戦に1番指名打者で出場し、1打数無安打、1四球だった。チームのオープン戦はこれで終了し、7日に開幕を迎える。大谷は間近に迫ったシーズンを前に、自信をのぞかせた。 「準備は例年通りにできた。多少、試合数、打席数は少ないと思うけど、みんなも同じだと考えれば、十分にできた」 労使交渉が長引いた影響でキャンプインが当初の予定より約1カ月遅れ、実戦は限られたが、納得の調整期間を過ごした。自身の仕上がりについてこれまでと比較し、「一番いい状態」とうなずく。 試合前には3日連続のブルペン入りで、21球を投げた。7日のアストロズ戦に開幕投手兼指名打者として出場する見込みの大谷は「初戦を取れるか、取れないかで変わってくる。ホームの開幕戦なので、まず1球目を集中して投げたい。そこから目の前の打者を抑えていきたい」と意気込みを語った。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ドジャースとのオープン戦で、ベンチで笑顔を見せるエンゼルスの大谷=5日、ロサンゼルス