中日の石川昂が八回に決勝ソロ。プロ3年目での初本塁打は、3点差を追い付かれた直後の価値ある一発だった。1ボールから低めの速球を思い切り振って左翼席へ放り込み、「とにかく何も考えずに振ることだけを考えてやっていた。シンプルな考えがよかった」と喜んだ。  地元の東邦高からドラフト1位で入団。フリー打撃では豪快な打球を飛ばしながら、実戦では当てにいくような打撃になるのが課題で、中村打撃コーチから指摘されていたそうだ。ようやく結果が出て「継続できるようにしたい」と話した。(了)【時事通信社】
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記事名:「 中日の石川昂、価値あるプロ1号=プロ野球