エンゼルスの大谷は、好投手のウリアスから2打席連続で四球を選んだ。昨季20勝を挙げ、ナ・リーグ最多勝に輝いた左腕の球を見極めた働きを、マドン監督は「翔平が1番で素晴らしい流れをつくってくれた」と評価した。 オープン戦の8四球は大リーグでトップタイ。打線への貢献は豪快さだけではない。1番での起用が続く大谷は「長打を打てるのが一番いいけど、四球でもいい。ランナー一塁になった状態でつないでいくのが大事」。そう話していた通りの役割を果たした。(ロサンゼルス時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕ドジャースとのオープン戦の1回、四球で出塁するエンゼルスの大谷=4日、ロサンゼルス 〔写真説明〕ドジャースとのオープン戦の3回、四球で出塁後、後続の安打で三塁に滑り込むエンゼルスの大谷(右)=4日、ロサンゼルス