男子100キロ超級の小川は決勝が不戦勝になり、「準決勝に出ていた勢いのある選手に勝ちたいというのが正直あった」と本音を漏らした。準決勝は東京五輪代表の原沢をしぶとく攻め続け、相手が指導三つを受けて反則負け。左膝のけがなどを乗り越えて4年ぶりに頂点に立ち、「成長できたから優勝できたのかな」と実感を込めた。 世界選手権代表は、29日の全日本選手権の結果も踏まえて決まる。「自分が強いんだという試合をして、優勝という結果を残せればいい」と意気込みを示した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕男子100キロ超級、決勝は不戦勝で優勝した小川雄勢=3日、福岡国際センター(代表撮影)