今季を振り返っての小林陵侑との主なやりとりは次の通り。 ―五輪とW杯総合、ジャンプ週間を制した。 すごくうれしい。波はあったがW杯は常にトップ10以内で戦えていた。昨秋から準備してきたので、そこがかみ合ったのかな。 ―開幕前の想定と比べて。 まさか総合を取れるとは思わなかったし、(五輪で)金、銀メダルを持って帰れると思っていなかった。正直結構きつかったが、こういうふうに終われて安心している。重圧も多少はあったし、(思い通りに)できないいら立ちもあった。 ―最も重圧を感じた時は。 全選手そうだと思うが、五輪は特別。 ―帰国後にしたことは。 おいしいご飯を食べたり、お世話になった人にメダルを掛けたりした。 ―葛西紀明監督にも掛けたか。 一番に。喜んでいた。 ―来季の抱負は。 まずは1勝を目指す。札幌でできればすごくうれしい。ビッグジャンプができればいい。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見で今季を振り返るスキージャンプの小林陵侑=3日、東京都新宿区