笑顔消えた渋野=首位の重圧、ショット乱れる―シェブロン女子ゴルフ
時事通信社 2022年04月03日 13:23:18
渋野から笑顔が消えた。2番でチップインバーディーを決めると、持ち前の明るい表情を浮かべた。しかし5番でボギーをたたき、7番では第1打を左のラフに入れ、第2打を木に当てて再びラフへ。ダブルボギーを喫し、表情は険しくなった。 10番もショットが乱れて「ダボ」。結局この日は77の大たたき。ショットがさえて66だった第2ラウンドから一転、苦しみ続けた。前日までと同様、ティーショットを全力で振り、攻めの姿勢を貫こうとした。だが、この日は「力んでしまうところが多くて、スイングが少し乱れてしまった」と振り返った。 単独首位からのスタートに「少し緊張した」と言う。2020年12月の全米女子オープンでは、単独首位で最終ラウンドに臨んだが、寒さの中、スコアを落として4位に終わり、メジャー2勝目を逃した。この日のプレーを終え、「一番上にいる厳しさは、何回味わっても慣れない。本当に難しいと思う」と話した。 首位まで12打差で最終日に臨む。「トップ10を目指して頑張りたい。とにかく自分のゴルフをしっかりやりたい」と、自身に言い聞かせるように話した。(ランチョミラージュ時事)【時事通信社】
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