柔道の全日本選抜体重別選手権第1日は2日、福岡国際センターで世界選手権(10月、タシケント)代表選考会を兼ねて女子7階級が行われ、78キロ級は東京五輪金メダルの浜田尚里(自衛隊)が決勝で高山莉加(三井住友海上)を一本勝ちで下し、優勝した。  48キロ級は東京五輪銀の渡名喜風南(パーク24)が決勝で昨年の世界選手権覇者の角田夏実(了徳寺大職)を破った。52キロ級は白石響(環太平洋大)が制し、東京五輪金メダルの阿部詩(日体大)は準決勝を棄権した。57キロ級は舟久保遥香(三井住友海上)、63キロ級は堀川恵(パーク24)、70キロ級は田中志歩(JR東日本)、78キロ超級は冨田若春(コマツ)がそれぞれ優勝した。  3日は男子7階級が行われる。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 浜田尚里、渡名喜風南ら優勝=阿部詩は準決勝を棄権―選抜体重別柔道