東京五輪レスリング女子50キロ級金メダリストの須崎優衣が1日、長野県茅野市で行われたバルブ製造会社のキッツの入社式に出席した。式典後にオンラインで会見し、「社会人になってもレスリングを続けさせていただくことに心から感謝し、何事にも挑戦する社会人になりたい」と抱負を語った。 五輪後は実戦から離れており、世界選手権(9月、ベオグラード)の代表選考会を兼ねた6月の全日本選抜選手権で復帰する予定。「低い構えを持続できる体力や体幹を鍛えている。五輪の時よりさらに強い状態で試合に出て、優勝できるように頑張りたい」と意気込んだ。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕バルブ製造会社「キッツ」の入社式に参加し、記者会見する東京五輪レスリング女子50キロ級金メダリストの須崎優衣=1日、長野県茅野市(同社提供)