スピードスケート女子で2月の北京五輪に出場した堀川桃香(18)が1日、山梨県富士吉田市で行われた富士急グループの入社式に出席し、「人としても、選手としても強くなりたい」と抱負を述べた。当初の就職先だった日本電産サンキョーがスケート部の廃部を決めたため、進路を富士急に変更した。 異例の形で新たな門出を迎えた堀川は「強い選手がいるので、そこで一緒に強くなりたい」と前向きに決意を示した。 五輪デビューを果たした北京では、5000メートルで10位だった。4年後のミラノ・コルティナダンペッツォ大会をにらみ、まずは国内大会で実績を残していきたいという。「みんなに憧れられ、感動を届けられる選手になりたい」と将来を思い描いた。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕富士急グループの入社式後の記念撮影で、ポーズを取るスピードスケート女子の堀川桃香=1日、山梨県富士吉田市