注目は第2ポットの行方=避けたいのは欧州勢―W杯サッカー抽選会
時事通信社 2022年03月31日 22:11:10
前回最下位の第4ポットだった日本は、一つ上の第3ポットに入った。とはいえ、上位の顔ぶれを見れば、目標とするベスト8以上への道は険しい。抽選にも日本の命運が懸かる。 第1ポットは日本が同組とならないカタールを除き、優勝5度を誇るブラジルや前回ロシア大会で逆転負けを喫し、8強入りを阻まれたベルギーなど世界の強豪ばかり。日本との実力差は否めない。 1次リーグ突破のカギを握るのは第2ポットのどのチームと同組になるかだ。欧州王者イタリアが出場を逃すほどの激戦を勝ち抜いた列強ぞろいの欧州勢が5チーム。ドイツや前回準優勝のクロアチアなど第1ポット勢と実力は遜色ない。日本としては対戦を避けたいところだ。 望ましいのは北中米カリブ海のメキシコか米国との同組か。そうなると抽選では地域性が考慮されるため、第4ポットはカメルーンなどアフリカ勢の可能性が高くなる。第2ポット唯一の南米勢のウルグアイは森保体制で1勝1分けと、印象は悪くない。第1ポットのブラジル、アルゼンチンと別組になることも意味する。 第4ポットのプレーオフ勝者が同組に入ると、6月まで対戦相手が決まらなくなり、強化計画を立てる上では厄介だ。(了)【時事通信社】
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