▽決勝(12時30分)近江(滋賀)―大阪桐蔭(大阪) 強打の大阪桐蔭に近江がどこまで対抗できるか。 大阪桐蔭は準々決勝、準決勝と2試合続けて2ケタ安打2ケタ得点と打線が猛威を振るった。2本塁打の1番伊藤に始まり、上位には長打力のある打者が並ぶ。投手も2年生左腕前田の他、別所、川原が好投しており、大崩れはしないだろう。 近江は山田が全4試合で完投したが、準決勝で左足に死球を受けた。決勝で登板しても「1週間500球以内」の投球制限により116球を投げた時点で次の打者に投げられない。まだ登板のない星野らの力も必要となりそうだ。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕決勝進出を決め、整列する近江(写真左)と大阪桐蔭の選手=30日、甲子園