日本男子ゴルフツアーの国内初戦、東建ホームメイト・カップ開幕前日の30日、各選手が会場の三重・東建多度CC名古屋で最終調整した。昨季賞金ランキング3位の木下稜介は、「今年は日本だけではなく、世界の試合に積極的に出ていきたい」と意欲的に語った。  木下稜は2~3月にアジアンツアー3試合に出場し、2度のトップ10入り。5月のメジャー大会、全米プロ選手権の出場権を手にした30歳は「年末までに世界ランク50位以内に入って、来年のマスターズに行きたい」。同学年の松山英樹が昨年制したゴルフの祭典への強い思いを口にした。  米国から帰国後の隔離義務違反で昨年11月に出場停止処分を受けた石川遼は、今大会がツアー復帰戦となる。腰などに軽い違和感があって30日は来場しなかったが、オンラインの取材に「地に足を着け、一打一打向き合っていくことしか考えていない」と話した。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 木下稜「今年は世界に」=31日から国内初戦―男子ゴルフ