浦和学院が9年ぶりの決勝進出を逃した。延長十一回にサヨナラ3ランを浴びた3番手の金田は、「緩急を使おうとしたカーブが甘く入った。投手として、まだまだ課題が多い」と勝負どころでの投球を悔やんだ。  エース宮城はコンディションの関係で登板を回避。ベンチは先発浅田らの継投で臨むことを最初から決め、総力戦を覚悟していたという。  敗れはしたが、森監督は大会を通じてナインが見せたひたむきなプレーに満足そう。「みんなよく頑張った。ここぞの集中力を発揮し、走攻守で最後の最後まで逃げない姿勢でやり切ってくれた」と健闘をたたえた。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 浦和学院の金田、勝負どころで痛打=高校野球