カブスの鈴木は死球と2三振に終わり、オープン戦3試合目も見せ場をつくれなかった。三振に倒れた打席はともに初球のストライクを見逃し、「甘い球に手が出ていない。(課題は)タイミングだけ」。試合を退いた後は屋内練習場に50分ほど入り、打撃練習に取り組んだ。 オープン戦で調子が上がらないのは「日本にいる時と同じ。いつも通りのシーズン前」と言い、ロス監督からも、目の前の結果より調整を重視するよう伝えられている。本人は平常心を強調しながらも、「いろいろやらなくちゃいけないことがあるという感じ」。もどかしさもにじませた。(メサ時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕ダイヤモンドバックス戦の1回、死球を受けるカブスの鈴木=29日、米アリゾナ州メサ