初の決勝進出を狙う国学院久我山は、多くの選手が強豪との準決勝を心待ちにしている。斎藤は「最強世代と言われている大阪桐蔭と対戦できることは光栄。どうやって勝つか楽しみ」と胸を躍らせる。 斎藤が特に意識するのが、準々決勝で本塁打を放った海老根。中学時代のチームメートで「切磋琢磨(せっさたくま)していく中で仲良くなった」という存在だ。 尾崎監督も「全国から集まるスター軍団」と相手に敬意を示しつつ、「甲子園という舞台で当たるのは非常にうれしい」と気持ちを高ぶらせた。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ウオーミングアップをする国学院久我山の選手たち=29日、兵庫県西宮市(代表撮影)