渋野が苦しい展開にも耐えて予選を通過した。インスタートのこの日、11番でボギー。14番、15番とショットがさえて連続バーディーを奪ったが、18番と2番でいずれも3パットでボギーをたたいた。しかし、重圧を感じながら迎えたパー4の7番で第2打を1メートルほどにつけてバーディー。通算1アンダーを維持し、イーブンパーのカットラインをクリアして持ち前の笑顔を取り戻した。 難しいグリーンに手を焼いたが、ショットでカバーした一日。「パターが足を引っ張ってしまった。ただ、次のショットに影響していることはあまりなかった。とりあえず良かった。ぎりぎりだけど」と振り返った。(カールズバッド時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕17番で観客の拍手に応える渋野日向子=25日、カリフォルニア州カールズバッド