タイブレークに入った十三回、押し出し死球でサヨナラ負け。マウンドにいた木更津総合の金綱は、「みんなの期待に応えることができなかった。情けない」とうなだれた。 2死満塁から佐々木に四球を与えて同点とされ、続く福冨の背中に当てた。いつもの制球の良さは見られなかった。金綱は「打たれたら負け。攻めの投球をしなければと、気持ちが前のめりになってしまい、球が高くなってしまった」と悔しそうな表情。夏に向け、「気持ちの問題だと思う。大舞台でいつもの投球ができるように、もっと強くなりたい」とレベルアップを期した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕タイブレークの延長13回裏金光大阪2死満塁、押し出しの死球を与え、肩を落とす木更津総合の金綱(中央)=25日、甲子園