ミスあってもメダル圏内=雑音消したい三浦と木原―世界フィギュア
時事通信社 2022年03月24日 08:38:52
フィギュア大国のロシア勢はウクライナ侵攻によって除外され、中国勢も不在の世界選手権。ペアは影響が最も色濃く出ていると言え、五輪のトップ5がいない異常事態となった。 そんな状況で、北京五輪7位と躍進し、日本ペア初の入賞を遂げた三浦、木原組は優勝も狙える存在。SPでは木原が三浦を投げるスロージャンプでミスが出るなどし、自己ベストに約3点及ばなかった。それでもメダル圏内の3位で発進した。 五輪を終えて心身の立て直しに苦労した中、三浦は「ミスはあったけど、自分たちのやれることは出し切った」。ただ、毎試合で意識する「過去の自分たちに勝つ」(木原)という目標は、SPでは達成できなかった。 フリーに向け、木原は「全力で楽しんで、持ち味を発揮できるように頑張りたい」と意気込む。出場者に罪はなくても、競技レベルに疑問の声が上がってしまう今大会。会心の演技で雑音を振り払い、すっきりと表彰台に立ちたい。(モンペリエ時事)【時事通信社】
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