樋口は冒頭のジャンプに悔いが残った。得点源とするトリプルアクセル(3回転半)ではなくダブルアクセル(2回転半)にしたが、「回り過ぎてしまった」。中途半端な形で痛いミスとなり、7位と出遅れた。 2018年大会の銀メダリストで、先の北京五輪では5位入賞。フリーに向けて「表彰台を狙ってはいるが、それよりも、いつも通りの演技を目指して頑張りたい」と切り替えようとしていた。(モンペリエ時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕女子ショートプログラム(SP)で演じる樋口新葉=23日、フランス・モンペリエ(EPA時事)