フィギュアスケート女子でドーピング疑惑の渦中にいる15歳のカミラ・ワリエワ(ロシア)が、ロシアのサランスクで25日から開催される国内選手のみによる大会に出場すると23日、英BBC放送(電子版)などが報じた。ロシア勢は政府によるウクライナ侵攻の影響で、23日に開幕した世界選手権(フランス・モンペリエ)から除外されている。  世界最高得点を持つワリエワは、昨年12月の検査で禁止薬物の陽性反応を示していたことが今年2月の北京五輪中に発覚。スポーツ仲裁裁判所(CAS)が年齢などを考慮した例外的な措置を取り、大会出場の継続は認められたものの、金メダル候補として臨んだ個人種目はミスが多く4位に終わった。 (時事)【時事通信社】
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記事名:「 ワリエワ、ロシアの大会出場へ=フィギュア