後がないオーストラリアは、セルティック(スコットランド)で旗手の同僚のロギッチが負傷で不参加となり、ムーイとアーバインは新型コロナウイルス陽性が判明。中盤を構成する主力3人が不在のまま日本戦に臨む。前日会見に出席したミューレンステーン・コーチは「われわれのプランは勝ちにいくことで、引き分けではない」。きっぱりと言った。 豪州もボールをつなぐスタイルだが、攻撃の要を欠き、どう戦ってくるのか読めない。割り切ってロングボールを多用されると、日本は耐える必要が出てくる。 新型コロナ陽性後、隔離違反が発覚したアーノルド監督は、陰性が確認されれば指揮が可能となる見込み。同コーチは「今後、何年にもわたって選手たちが語り継いでいく試合になる」と自信を示した。(シドニー時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕日本戦を翌日に控え、練習する豪州代表=23日、シドニー