佐賀商が準優勝に終わった昨夏の高校総体の悔しさをバネに初優勝を果たした。全5試合で一人も負けない戦いぶり。先鋒(せんぽう)を務めた主将の近藤は「負けてからずっと日本一になると言って練習してきた。やっとこの日が来た」と言葉に実感を込めた。  高校総体後に近藤が入院するなど、順調な道のりではなかった。井上監督は「それを乗り越えての優勝。本当にすごい。どんなときも諦めない柔道を貫けた」とたたえた。(了)【時事通信社】
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記事名:「 佐賀商、悔しさバネに=全国高校柔道