女子ダブルスで急成長中の志田、松山組が、前週のドイツ・オープンで屈した韓国ペアに2―0で雪辱を果たした。敗れた反省を生かして相手の動きを見極めながらネット際とコート奥に打ち分け、長いラリーを粘り強くものにした。志田は「相手よりも我慢できた。リベンジできてよかった」と頬を緩めた。 日本女子ダブルスで期待の新鋭ペア。東京五輪には出場できなかったが、昨年12月のワールドツアー・ファイナルで準優勝するなど台頭し、志田は「先輩たちを超えるという気持ちでやっている」と強い決意を口にする。 初めて進んだ決勝へ向け、松山は「決勝まで来たからには絶対に優勝したい」。伝統ある全英オープンで、この種目の日本勢3連覇を誓った。(バーミンガム時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕女子ダブルス準決勝でプレーする志田千陽(右)と松山奈未=19日、英国・バーミンガム