クラーク記念国際は、昨秋の明治神宮野球大会1回戦で敗れた九州国際大付への雪辱を果たせなかった。四回以降は技巧派左腕香西の術中にはまり、1人の走者も出せず。佐々木監督は「いつ打ってくれるかと思ってアドバイスもしたが、打線が機能しなかった」と振り返った。 二回途中から登板し、強力打線と互角に渡り合った辻田の力投は夏に向けての収穫。「甲子園に育てていただいた。今後が楽しみ」と佐々木監督。辻田は「夏に必ず戻ってきたい」と決意を示した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕力投するクラーク記念国際の辻田=19日、甲子園