広島の小園が開幕に向け好調を維持している。一回に右前打で先制点につながる好機をつくると、三回には二塁打。六、七回にも安打を放ち、4安打の固め打ち。6試合連続安打となり、「狙い球を絞って、イメージ通りに打てている」と充実の表情だった。 3年目の昨季は113試合に出場したが、開幕は2軍スタート。自身初の開幕スタメンに向け、「必死になることが持ち味。それを忘れずにやりたい」と意気込む。佐々岡監督は「打撃に関してはひと皮もふた皮もむけてきている」と成長を実感した様子だった。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕7回、適時打を放つ広島の小園=15日、ゾゾマリン