Jリーグは15日、社員総会と臨時理事会を開き、第6代チェアマンにJ1コンサドーレ札幌の社長などを務めた野々村芳和氏(49)の就任を決めた。前任の村井満氏はJリーグの名誉会員に選任された。 史上最年少の49歳で就任した野々村氏は会見で「日本サッカーに育ててもらった一人として、責任を持って良い仕事をしたい」と所信表明した。元Jリーガーとして初めてのトップ。選手経験などを生かした施策が期待され、「何年かたった時、良いリーグになったねと言われる成果を」と抱負を語った。 常勤理事は留任した窪田慎二氏(52)の他、J2長崎で社長を務めた高田春奈氏(44)、経営コンサルタントの並木裕太氏(44)、NTTドコモでスポーツビジネスに携わる馬場浩史氏(53)。非常勤理事に宮本恒靖氏(45)、特任理事に内田篤人氏(33)、中村憲剛氏(41)ら日本代表経験者が就いた。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見するJリーグの野々村芳和チェアマン(手前)。右奥は内田篤人特任理事=15日、東京都文京区のJFAハウス(代表撮影) 〔写真説明〕あいさつするJリーグの特任理事の内田篤人氏=15日、東京都文京区のJFAハウス(代表撮影)