高梨「明確な答え出せない」=W杯ジャンプ女子
時事通信社 2022年03月14日 11:22:30
高梨は今季の最終戦を7位で終えた。「タイミングを踏み外してしまった」という1回目がK点を下回る88メートル。これが響いた。2回目はうまく合わせて飛距離を伸ばしたが、巻き返せなかった。 悲願の金メダルを目指して挑んだ北京五輪。そこで直面した厳しい現実を乗り越え、ワールドカップに戻って戦い抜いた。「たくさんの方々に支えられて、この場所に立つことができた」と感謝の気持ちを込めた。 初の総合優勝を果たしたクラマーの台頭、スロベニア勢の躍進など、女子ジャンプのレベルアップがはっきりと証明されたシーズンだった。「挑戦者」として自らのジャンプと謙虚に向き合ってきた高梨だが、来季の現役続行については「今終わったばかりの段階で、明確な答えが出せない。自分の中でも考えて、周りの人たちとも話し合いをしなくてはいけない」と明言を避けた。少し翼を休め、再び鳥のように飛ぶ姿を見せてくれるのか。(オーベルホフ時事)【時事通信社】
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