静岡は最後まで攻める姿勢を崩さなかった。後半は3点差まで追い上げられ、自陣深くまで攻め込まれた22分には反則の繰り返しでプロップ伊藤がシンビン(一時退場)に。このピンチをしのぎ、30分にCTB鹿尾が貴重なトライを奪った。 10点リードとしても守りに入らず、終了間際に自陣からつないでロック舟橋が駄目押しのトライ。堀川監督は「セオリーを覆す選手の判断力が素晴らしかった。勝利を自信に変えて浮上していきたい」と下位からの巻き返しを誓った。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕後半、トライを決めて笑顔を見せる静岡の舟橋(中央)=13日、東京・夢の島競技場