アルペンスキー男子立位の三沢は、回転の1回目をゴールできなかった。交通事故で左足を失い、鍛えた右足だけでターンするが、実力を出し切れなかった。「情けない。情けないの一言」と悔しがった。  5大会連続出場となったパラリンピックを終えた34歳。「4年後はないと思っている。どんな団体も新陳代謝が必要で、しっかり次の世代を育てるのが上の役目」。メダルの夢を、次世代に託した。(時事)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 三沢「情けない」=アルペン〔パラリンピック〕