大学生活最後のレースで初マラソンに挑んだ鈴木が、MGC出場権をつかみ取った。後半は徐々に集団から離れ、35キロすぎからは「本当にきつかった。とにかく、もがいた」。日本勢3番手に食い込み、日本学生新記録。日本陸連の瀬古利彦副会長も「将来性を感じる走り」と評価した。 2019年のユニバーシアードでハーフマラソンを制した逸材は、実業団の第一生命グループ入りする。初めて走破した42.195キロを「大きな収穫」と振り返り、「パリ五輪でメダルを取るというところを大きな目標としたい」と意気込んだ。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕5位でゴールする鈴木優花=13日、名古屋市東区