大相撲春場所は13日にエディオンアリーナ大阪で初日を迎える。新型コロナウイルスの影響で2020年は無観客開催となり、昨年は会場が東京・両国国技館に移された。相撲人気の高い大阪で観客を入れて実施するのは3年ぶりとなる。  12日は恒例の土俵祭が行われ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)、審判部の親方衆らが土俵の安全などを祈願した。この日は尾上部屋でのコロナ陽性者判明が発表されており、引き続き入念な対策が欠かせない。  今場所の観客上限は、定員の75%以内となる約5600人。春場所担当部長の高島親方(元関脇高望山)は、「力士がいい相撲内容を見せて、お客さんに感動してもらいたい」と期待した。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 大阪で3年ぶり有観客=大相撲春場所、13日初日