DeNAの東、大役へ着々=復活懸ける5年目―プロ野球オープン戦
時事通信社 2022年03月11日 18:55:30
開幕投手に決まったDeNAの東が、五回途中3安打無失点の好投を見せ、順調な調整ぶりを示した。 2月26日の日本ハム戦以来となった実戦登板。シーズンをにらみ、自主トレーニングで中日の笠原から教わった球速を落としたチェンジアップも試した。 走者を出した時の投球もテーマだった。「クイックになってから真っすぐが落ちて捉えられることをなくすように考えた」。球の質はあまり良くなかったものの、間合いや配球も意識しながら冷静に打ち取っていった。 土ぼこりが巻き上がるほどの強風が吹き続け、制球を乱す投手が多かった中でも崩れなかった。「そういった状況の中で何とかゼロに抑えることができたのはよかった」。手応えを感じた63球だった。 1年目に11勝を挙げて新人王を獲得したが、順風満帆とはいかなかった。20年に左肘内側側副靱帯(じんたい)再建手術に踏み切るなど、故障に泣かされた日々が長かった。完全復活を懸ける5年目。大役も任され、しっかりと準備を進める。(了)【時事通信社】
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