プロボクシング元世界王者の亀田興毅、大毅氏と和毅選手の3兄弟が、日本ボクシングコミッション(JBC)の不当な処分により日本国内で試合をする機会を奪われたとして損害賠償を求めた訴訟で、JBCが最高裁への上告を断念する方針であることが分かった。10日にJBC関係者が明らかにした。東京高裁はJBCに1億10万円の支払いを命じていた。   大毅氏が2013年12月の王座統一戦で敗れた際、亀田ジム側がタイトルの扱いをめぐる説明で混乱を招き、信用を損ねたとしてJBCはジム会長とマネジャーのライセンス更新を認めない処分を下した。この処分で、3兄弟は国内での試合を行えなくなった。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 JBC、上告断念へ=亀田兄弟への賠償金1億円―ボクシング