今季2敗目が目前だった川崎が、したたかさを見せた。5分と表示された後半ロスタイムも残りわずか。ボールを置こうとした相手GKの背後に潜んでいた小林が意表を突いて奪う。受けたレアンドロダミアンが無人のゴールへ流し込み、土壇場で追い付いた。  開幕から16日間で5試合の連戦は3勝1分け1敗。「内容的にはもっともっと」と鬼木監督。この日は最後に勝負強さを見せたが、昨季までの圧倒的な攻撃力は発揮できていない。0―1の後半30分にゴールを決めた宮城も「満足できるサッカーはできていない」と辛口な採点だった。(了)【時事通信社】
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記事名:「 川崎、最後にしたたかさ=Jリーグ