日本スピードスケート界の名門、日本電産サンキョーが今月限りで廃部となることについて、所属する高木菜は「私たちも(発表)当日に聞いて、正直びっくりと悲しいといろんな気持ち」と率直な心境を語った。  男子の清水宏保ら多くの五輪メダリストを輩出してきたが、北京五輪に出場したのは自身のみ。「私は10年間支えてもらってきた。日本電産を背負って出られる試合もあと2回。最後の恩返しとして頑張り切れたら」と感謝を口にした。  男子で24歳の土屋は、今春以降の所属は未定だという。「会社には感謝している。成績でスケート部に還元できなかったのが悔やまれる」と話した。(ハーマル時事)【時事通信社】
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記事名:「 高木菜、廃部の所属先へ「恩返しを」=世界スピードスケート