日本女子のエース伊藤が準々決勝で敗れる波乱があった。長崎を相手に2―1とリードを奪うも、そこから3ゲームを立て続けに落とした。 1、2回戦でも、ともに中学生の篠原と張本に1ゲームを奪われた。足が動かなかったことで強いボールが打てなかったといい、「足が止まって頭も働かない感覚があった。思考停止だった。初めての感覚」と困惑。苦笑いするしかなかった。 パリ五輪の選考会は始まったばかりで、「これも経験と捉えられればいい」。ここからどう立て直すかが問われる。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕卓球のライオンカップ・トップ32の女子シングルス1回戦でバックハンドを振る伊藤美誠=5日、東京・アリーナ立川立飛