昨季賞金女王の稲見が、この日ベストに並ぶ68をマークし、首位と4打差の4位に浮上した。前日まで課題に挙げていたパットは、13番で10メートルを沈めるなど、「修正して、ましになってきた」。徐々に感触が戻ってきたようだ。 ショットにもまだ不満があるというが、開幕戦で早速、優勝を狙える位置まで上がってきた。「(首位とは)ちょうどいいくらい離れている感じ。あまり気負いもない」。最終日も最善を尽くして結果を待つ。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕15番、ティーショットを放つ稲見萌寧=5日、沖縄・琉球GC