楽天の銀次は持ち味のバットコントロールを発揮した。一回無死満塁ではフルカウントから、155キロの厳しい内角球をさばいた。脇を締めて、下からすくい上げるようにして中前適時打。第2打席でも追い込まれてから内角球を捉えて中前打を放ち、「速いボールへの対応がいい感じでできた」と納得した。  昨季は右手首痛や新型コロナウイルス陽性での離脱もあり、35試合の出場にとどまった。「きょうみたいな打席だとしっかり勝負していける」。開幕に向け、確かな手応えをつかんでいた。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 楽天の銀次、巧みに内角打ち=プロ野球オープン戦