女子200メートル個人メドレーの大本は、スタート後の浮き上がりから先頭に立った。最後は迫ってくる大橋を0秒06差で振り切り、代表入り決定。ライバルの大橋が隣のレーンではなかったこともあり、「周りを見ず、自分のレースができた」と満足そうに話した。 「この種目でしか世界と戦えない」と考えて取り組んできたが、東京五輪は代表権を逃してリレーのみの出場。そこでも結果が出ず悔しさが残った。2度目となる世界選手権に向け、「メダルを取れるように、もっともっと練習を積んでいきたい」と巻き返しを期した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕女子200メートル個人メドレー決勝、大本里佳の平泳ぎ=4日、東京辰巳国際水泳場(代表撮影)