女子400メートル個人メドレーで高校3年の谷川と中学3年の成田実生(金町SC)が好勝負を演じた。谷川が1秒余りリードして前半を折り返したが、平泳ぎで追い上げられて300メートルのターンでは0秒28差。一騎打ちとなった自由形で辛くも逃げ切った。残り1枚だった世界選手権の切符を手にし、「最後は意地。気持ちで勝てた」。 敗れた成田も五輪金メダリストの大橋を抑えて2位。「まだ改善することもたくさんある。もっと上を目指して毎日練習を頑張りたい」と誓った。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕女子400メートル個人メドレー決勝で力泳する成田実生=3日、東京辰巳国際水泳場 〔写真説明〕女子400メートル個人メドレー決勝で力泳する谷川亜華葉=3日、東京辰巳国際水泳場