男子400メートル個人メドレーで瀬戸が2位に入り、世界選手権の代表権を獲得。「今の自分にできるパフォーマンスはできた」と納得した。年明けの新型コロナウイルス感染もあって、十分に泳ぎ込みができていない状態でも、最低限の結果は出した。 前半から積極的にいこうとしたが、飛び込んだ直後から体の動きが悪いと感じ、レースプランを変更。終盤までは力をためて泳ぎ、「臨機応変にできたのはよかった」と振り返った。 最大の目標はパリ五輪。今年は基礎固めが重要と考え、選考会の出場も2日前まで迷っていた。大会に出ながら強化する方法を選び、「世界水泳やアジア大会で力を発揮するのもトレーニングの一環としてやりたい」と先を見据えて話した。(了) 【時事通信社】 〔写真説明〕男子400メートル個人メドレー決勝で力泳する瀬戸大也=2日、東京辰巳国際水泳場