陸上男子棒高跳びの元世界記録保持者で、世界陸連の副会長を務めるウクライナ出身のセルゲイ・ブブカ氏(58)が26日、自身のツイッターでロシアの侵攻に触れ、「戦争を止め、平和と人道が勝利を収めなければならない」と強調した。 ブブカ氏は現役時代、世界で初めて6メートルを越え、世界記録を何度も更新。「鳥人」の異名を取った。ソ連から出場した1988年ソウル五輪で金メダルを獲得。2000年に引退するまで五輪4大会に出場した。同氏は「国際オリンピック委員会(IOC)がウクライナ・オリンピック委員会と連絡を取り、人道的支援を調整していることに感謝する」とつづった。 (時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕2019年の陸上年間表彰式でスピーチするセルゲイ・ブブカ氏=19年11月23日、モナコ(AFP時事)